新NISAに備えよう!
新NISAに備えてやること10選
2024年1月から新NISAがスタート!
「新NISAに備えて、今のうちにやるべきことは?」と思ったアナタへ
この記事で分かりやすくお伝えしますね♪
難しくはないので早めにやっておこう!
新NISAまでにやること10選
- 新NISAについて理解すること
- 新NISAを利用する金融機関の決定
- つみたてNISA口座は開設しておく
- クレカ積立に使うカード発行
- つみたてNISAでの積立を検討する
- 特定口座で投資した分の売却を検討
- つみたて枠と成長枠の戦略を考える
- 新NISAで投資する銘柄に検討をつける
- 投資金額の目安を決めておく
- 将来のシミュレーションをしてみる
1. 新NISAについて理解すること
これまでは、つみたてNISA or 一般NISAのどちらかのみでしたが、新NISAはこの2つが合体します。
合体して投資できる枠も大幅にアップして、年間で360万、生涯投資上限が1800万まで可能になりました。
最短で使いきる場合は、年360万×5年間=1800万となります。
とはいえ、年360万も投資するのはハードですね(笑)
でも大丈夫です!
新NISAは投資可能期間が恒久化されたので、期間に縛られずに毎月5000円や1万円をコツコツ投資して長期で枠を埋めていくのもアリです。
購入したあとに売却をしても、翌年に枠が復活します。
枠の再利用が可能になったので、万が一、途中でまとまったお金が必要になった場合でも売って現金化すればOKです。
でも途中で売却すると複利効果を得られないのでオススメはしません。
長期保有を前提に投資しよう!
2. 新NISAの金融機関を決めておく
前提、NISA口座は同じ年に1つの金融機関でしか利用できないので、新NISA口座をどの金融機関にするか決める必要があります。
来年の1月から新NISAで投資をはじめる人が多いと、年末に駆け込みで申込をするひとが増えて、口座開設に時間がかかる可能性もあります。
早めに金融機関を選んでおきましょう!
ちなみに、銀行ではなくネット証券がオススメです。
銀行は取り扱い商品が少なかったり、信託報酬(手数料)が高い商品が多かったりするので、あまりオススメできません。
新NISAは必ずネット証券でやりましょう!
僕はSBI証券で新NISAをやる予定です。
SBI証券を選ぶ理由は以下です。
サービスがどんどん改良されており、9月末には日本株の売買手数料が完全無料化になる予定です。
また、SBI証券はクレカ積立でポイントがお得に貯まったり、投資信託を保有するだけでポイント還元があるのも魅力の一つです。
ネット証券の業界1位で投資商品も幅広く、アプリも使いやすくて現在メインの証券口座として活用しています♪
まだSBI証券をもっていないひとは、新NISAからデビューしてみてください。
3. つみたてNISA口座を開設しておく
つみたてNISAは2023年までの制度ですが、今年中に口座を開設しておくと新NISA口座が自動で開設されるので楽チンです。
すでに一般NISAやつみたてNISAを利用している場合は、特に手続きは不要で2024年に新NISA口座が自動で開設されます。
なので、新NISAから投資をはじめようと考えているひとも、とりあえずNISA口座を開設しておくことをオススメします。
今すぐ投資できるほどお金に余裕がないひとは、そのまま放置しておいてもokです。
新NISAに備えて、現状の金融機関から変更をしたい場合についても触れておきます。
つみたてNISAの口座をもっていて今年一度でも積立していた場合、10月以降の変更手続きが必要なので忘れずに覚えておきましょう。
変更手続きについては、また今度記事にします!
4. クレカ積立に使うカードを発行
クレカ積立はSBI証券や楽天証券、マネックス証券などで利用できます。
SBI証券は、三井住友カード(NL)やゴールドカード(NL)を事前にもっておくと便利です。
SBI証券のクレジットカード積立は年会費無料のノーマルカードである、三井住友カード(NL)で0.5%還元がもらえます。
ちなみにゴールドカード(NL)の場合は、1%還元がもらえるのでお得です。
ゴールドカード(NL)は、「年間100万円以上利用」という条件を一度だけ達成することで、その後ずっと年会費無料になります。(コレを100万円修行といいます)
さらに対象のコンビニやマクドナルドなどで5%還元なので、普段使いでのポイントが貯まりやすいカードです。
長期間保有するなら、投信保有還元率もSBI証券の魅力のひとつです。
仮に投信残高500万なら投信保有還元率を年0.04%とすると、500万×0.04%=2,000Pが毎年もらえます♪
楽天証券は楽天カードですね♪
クレカ積立はマストではないですが、あると便利なので検討してみましょう!
5.つみたてNISAでの積立を検討する
つみたてNISAと新NISAは、別枠になります。
今年、つみたてNISAを口座開設するとトータルの非課税枠が単純に増えます。
資金に余裕があるひとは、新NISAだけでなく、つみたてNISAで積立を検討してみてもよいかと思います。
資金に余裕がなければ、無理する必要はないので新NISAから始めましょう!
6.特定口座で投資した分の売却を検討
特定口座は利益に対して20%課税されるので、一旦売却して新NISAの口座で再投資するのはアリです!
もし新NISAの枠を最短で埋められるほど余裕があるひとは、特定口座は売却せずに保有したままでもいいですが、年360万の投資が難しいひとは一旦売っときましょう。
長期保有を前提に考えると、今の段階で売って20%課税されたほうが賢明です。
特定口座から新NISAへ商品を売らずに移行することはできません。
面倒だけど一度売却して新NISAで再投資しよう!
7.新NISAの戦略を考える
つみたて投資枠は年120万、成長投資枠は年240万まで非課税枠があります。
つみたて投資枠は、つみたてNISAと同様の商品が対象になります。
一方、成長投資枠は個別株やETFなど幅広く対象になります。
つみたて投資枠は以下がオススメです。
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
成長投資枠は、つみたて投資枠と同様の商品を選ぶことが可能です。
成長投資枠は投資信託だけでなく、高配当株や優待、ETFなど対象が幅広いので悩むところです・・・
オススメの個別銘柄はまた今度記事にしますね!
新NISAの戦略としては、コアサテライト戦略がオススメです。
コアをeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)で投資金額の7割~9割、サテライトで個別株を1割~3割にするというイメージです。
これは自分の資産の状況や年齢など、リスク許容度に応じてひとそれぞれ違うので一概には言えません。
ただ、投資初心者はコアサテライト戦略でインデックスファンドを中心として保有するのが無難です。
8.新NISAで投資する銘柄に検討をつけておく
インデックスファンドは、全世界、全米、S&P500などがありますが、どこに投資しようか目星をつけておきましょう!
個別株は、高配当株や優待株なのか、小型グロース株で2倍、3倍を狙うのか?いろいろ選択肢はあります。
ただ、小型株で短期的に値上がり益を狙うと大損失を食らう可能性もあります。
人気の高配当株(NTT/JT/三菱HCキャピタル等)やETF(VYMなど)が無難でいいかなと思います。
SNSやYouTubeなどで投資の発信をしている人たちがどの銘柄を推しているかを参考にしつつ、投資対象の銘柄に検討をつけておきましょう。
9.投資金額をざっくりいくらにするか決めておく
普段の生活に支障をきたさないよう、無理のない範囲内で投資しましょう。
例えば、給料の手取りの10%を投資するなど(30万手取りのうち、月3万円投資する)
最初は月5,000円や1万円からの少額でも問題ないので、まず始めることが大事です。
毎月少額でコツコツ投資をして、ボーナスが入ったら一括で投資するなどもアリですね。
10.将来のシミュレーションをしてみる
投資信託(インデックスファンド)は、過去の実績から長期保有すると、年平均利回りが大体5%~7%前後くらいになります。
仮にeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を毎月3万円投資をして20年間積立をした場合をみてみましょう。
年平均利回り5%と仮定すると、元本720万円に対して利益が513.1万円になります。
なので、最終着地金額は1,233万円になります。
金融庁の資産運用シミュレーションで、毎月の投資金額と想定利回りを入れてシミュレーションしてみてね。
全世界株式の場合は、利回りは固めで3%、やや強めで7%くらいの計算で丁度よいかと思います。
最後に
最後まで読んでいただきありがとうございます。新NISAについて理解がより深まったかと思います。
新NISAはやったらいい制度、というよりかはやらないと勿体ない制度なので、マストでやったほうがいいと個人的に思っています。
まだ投資をやったことがないひとは、ぜひ早めに投資デビューをして新NISAを活用してみてください。
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新NISAについて以下のブログも役に立つので、あわせて読んでみてね♪